お客様とつくりあげる家づくり日記 Vol.12 ～使い勝手と動線にこだわったお家～
設計部では、お客様のご要望に沿って様々な間取りをご提案させていただいています。
このブログでは、設計士が施主様のご要望をどのようにプランニングしているのかを、「お客様とつくりあげる家づくり日記」と題してお届けいたします。
設計部の加藤です。
設計を担当させていただきました、使い勝手と動線にこだわったお家についてお話ししたいと思います。
当初のプランで核となったのは使い勝手と動線です。動線としては、玄関からホールにある洗面台を見えないようにしたいとの事でした。そこで、玄関と土間収納を分け、私動線と来客動線を確保できる2WAY動線を採用しました。そうすることで袖壁を利用して、直接洗面台が見えないような設計が可能になりました。
また、使い勝手としては来客時にスリッパを収納できるようにスリッパニッチを作りスッキリとした印象に仕上げました。さらに洗面台を見せない工夫としてホール側に収納棚の壁を計画し、使い勝手を考慮しています。
洗面台はAICAを採用し形状から色の仕様決めまで、打合せで決定しました。水廻りで一番気になるのが水の飛び跳ね。今回はAICAセラールと言うパネルを壁に貼ることで、水が付着しても簡単に拭き取れるように計画しています。
キッチン動線はキッチン→パントリー→脱衣室に行けるようにし、水廻りをまとめています。打合せの中で、こんなのができたらいいな〜と言うことで下り天井をご提案しました。キッチンを下がり天井にすることで、LDKにアクセントができ、落ち着いた空間を演出できます。
最初は大きさやざっくりとした内容から始まり、打合せの中でお施主様ご要望を実際に聞き取りながら家のプランが固まっていきました。なかなか自分たちの理想とする家は話して形にしないと分からないものです。まずはお気軽にご相談されるのもいいと思います。
ご興味がある方は、是非ご相談ください！
