お客様とつくりあげる家づくり日記 Vol.1 ～2世帯住宅について～
設計部では、お客様のご要望に沿って様々な間取りをご提案させていただいています。
このブログでは、設計士が施主様のご要望をどのようにプランニングしているのかを、「お客様とつくりあげる家づくり日記」と題してお届けいたします。
こんにちは。設計部の佐藤です。
本日は、設計担当をさせていただいた二世帯住宅のお家についてお話ししたいと思います。
施主様がご希望されたのは、玄関とお風呂がご家族共有で、一階を親世帯（２人）、二階を子世帯（４人）にした上下分離型の二世帯住宅です。
玄関とお風呂を二世帯が共有していますので、程よい距離感で二世帯が生活できる様式だと思います。
二世帯住宅を建てる際に重要なのは、親子での話し合いです。
特に、フロアごとで世帯を分ける場合、一階の親世帯の間取りの計画によって、二階の子世帯でできることが変わってきます。
こちらのお客様は、事前に親子間できちんと話し合いができていましたので、ヒヤリングもスムーズに行うことができました。
二世帯で人数も多いこともあって、通常の家より大きめの玄関や広めのお風呂にしたいということでした。
ゆったりと快適に入浴できるように、浴室は1.25坪と通常より大きめのサイズを採用しました。
他にも、脱衣室とランドリースペースを分けたつくりにしたことで、家族が入浴中でも、作業がしやすいようになりました。
二階の子世帯の間取りでは、LDKをできるだけ広くしたいということでしたので、23帖の広々としたLDKとなりました。
奥様には、家事動線とキッチンに対してのこだわりがありましたので、ショールームに何度も足を運んでいただきました。
最終的にキッチンをアイランドキッチンにし、食洗機はドイツのメーカーの物を採用しました。
二世帯住宅は何度か担当させていただいたことがあるのですが、フロアごとで世帯を分けるパターンは初めてだったので自分自身も大変勉強になりました。
施主様のご厚意で、こちらのお家の見学会を12月3日(土)-4日(日)の二日間で開催いたします。
二世帯住宅にご興味がある方は、是非ご見学ください。
